Andersen-Andersen / NAVY CREWNECK

Clothes
Clothes

2013年、デンマークでデザイン
ニットとリンクはイタリア
パタゴニア産のウールを使用し、イタリアで紡績。
フルカーディガンステッチのシンメトリーなクルーネックセーターです。レギュラーフィットで、親指の穴があいた袖リブが特徴です。フルファッション・ニットでつなぎ合わせています。バータックで補強されています。5ゲージの平編み機を使用し、6本の糸で紡績されたピュア・ニューウールを使用。
[和訳]

Andersen-Andersen, NAVY CREWNECK, 2023/12/11
https://andersen-andersen.com/products/navy-crewneck

着用感・サイズ感 (Wearability and size)

筆者の体形は、身長171cm、体重73kg。全体的に肉付きが良く、スポーツ経験を問われることが多い。
筆者が購入したのはSサイズ。
The author’s build is 171 cm tall and weighs 73 kg; he is generally well-fleshed and his sports experience is often questioned. The author purchased the S size.

  • サイズ感はピッタリ。ゆったり目に着たい人はワンサイズ上でも良いかもしれないが、個人的にはピッタリ目で着る方が良いと思っている。
  • 生地感は相当しっかりしており頑丈。頑丈過ぎてちょっと首回りが鬱陶しい。セーターってもっとふんわり優しいものじゃないの?と思うくらいにどっしりしている。その分固く重いので、最初は着ていてもセーターを着ている気がしない。また、糸自体が頑丈なのか、何やったら破れるんだろうかと思う程。肌に擦ったら普通はセーターが潰れるが、間違いなく潰れず肌が負ける。
  • 相当厚手であり、普段ジャストフィットで着ているアウターの下に着込むのは難しい。筆者はバブアーの下に着たことがあるが、腕が特にピタピタでバブアーの上からこのセーターの模様が分かるくらいになった。
  • これ1枚でそこそこ暖かく風もあまり通さないので、アウター無しでも良かったりする。筆者はIRON HEARTのGジャンやダウンベストを着たりしている。ちなみに、電車や店舗に入ると汗かくが、気軽に脱げる様なヤワな作りではない。
  • 裾・袖はリブになっている。袖は長く、親指を通す穴が付いている。普段は折り返して着ているが手が寒い時は伸ばしている。裾はタイト目でお尻が大き目な筆者はストンと落ちずに弛んでしまう。
  • 前後が無いので何も考えずに着られる。但し、どっち向きで着てもちょっと喉に当たる。

結論 (Conclusion)

上記、結構デメリットが多い様に思うが、重くて頑丈で暖かい、というのは安心感があってすごく好き。ニットだからと言って可愛いものを想像してはいけないが、着た姿はなかなか良いと思う。そして、その圧倒的な頑丈さから、これは一生ものだ、と思わせてくれるのもとても良い。
筆者が購入した頃は\30,000程度だったが、今だと\5~60,000くらいで驚いた。定番物は安くはならないとは言うけれども倍近くになるのは流石に、、、。染色生地、無染色生地、インディゴ染色生地の順に値段が高くなっている模様。一番高いインディゴ染色生地だと\90,000くらいする。

Andersen-Andersen

2009年創業の比較的新しいブランド。デンマークのブランドだが、縫製はイタリアで行われている。海洋国家で栄えたニット文化を残すべくアンデルセン夫妻が立ち上げたものだが、デンマークでは求めるセーターが編めずイタリア生産となってしまったのは少し悲しさが漂う。ただ、タグにある for sailor and hunter との説明は伊達ではない。