[仮想通貨] STEP 1.1 仮想通貨とは何か?を知ろう!

Virtual Currency
Virtual Currency

こんにちは、ガンベンです。
今回は仮想通貨が何なのかを学んでいきましょう。

何事も、始める前にはまず勉強です!

仮想通貨の定義を知ろう!

仮想通貨(かそうつうか、英: virtual currency)は、一般的にはネットワーク上で電子的な決済の手段として広く流通しているが、法定通貨(法貨)との比較において強制通用力を持たない、または特定の国家による裏付けのないものをいう[1]。ただし、後述のように定義や分類は必ずしも一様ではなく複数存在する。
仮想通貨と、いわゆるネットクーポンや電子マネー等とは、決済の限定性(片方向性)や、限定的な流通制・汎用性で区別される。ただし、「デジタル通貨」と同様の意味で、これらを包含した用法とする場合もある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

正直Wikiさんの説明ではよく分かりません。なんだか漠然としたあらたな電子マネーの様な物というイメージしか得られません。ですが、大きく違います。それだけならこんなに騒ぎになったり儲けが出たりなんていう話にはならないのです。

では、何をイメージすれば良いのか。

個人的には金や銀などの現物株や為替の両方の性質を持つと考えています。

何がどういうことなのか説明します。

BitCoin / ビットコイン / BTC

ビットコイン(英: bitcoin)は、公共トランザクションログを利用しているオープンソースプロトコルに基づくPeer to Peer型の決済網および暗号資産である。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

仮想通貨と言えば、でまず名前のあがるビットコイン。これは世界初のブロックチェーン技術を利用した送金システムで同時に世界初の仮想通貨です。「サトシ・ナカモト」という名前で発表された論文を元にしており、最小単位はまさかのsatoshi(1億分の1ビットコイン)。

日本人としてはなんだか馴染みやすい感覚は受けますが、サトシ・ナカモトの素性は不明。日本人かどうかは分かりません。

金や銀などの実物資産的側面

仮想通貨が実物資産的側面を有すると思う理由は、ブロックチェーンという特殊な技術で管理されている点と、利回りを生まない点からです。

ブロックチェーン技術とは?

最初にブロックが発生してから青色の通りに売買が進んで行った場合、この売買の流れが全てブロックに記憶されていきます。途中で分岐されたとしても最も長い青い履歴が常に正しいものとして認識されます。

そして、途中でこの履歴を改変して横取りしようとしても、履歴がブロックチェーンの根本であり世の中に公開されているので、誰にもバレずに書き換えるなんてのはできっこないので安心

という技術です。
未だに「ホントかよ」という気持ちはあるので調べることは止めません。止めてはいけません。

利回りを生まない

仮想通貨には配当というものがありません。(年数%)
FXにおけるスワップもありません。(毎日少額ずつ)

つまり、単純に仮想通貨の価値が上がらない限り利益は出ません。こういう利益のことをキャピタルゲインと言います。

要するに、時流に乗って大儲けするか若しくは資産分散の一手として選ぶのがベターな資産の一つと言えます。

株や為替などの金融資産的側面

仮想通貨が金融資産的側面を有すると思う理由は、発行数が決まっている場合がある点と無価値になってしまう可能性がある点からです。

銘柄毎の発行数

銘柄名発行枚数上限既発行枚数
ビットコイン2100万BTC1700万BTC
リップル1000億XRP999億9千XRP
イーサリウムなし9956万ETH

これを見て分かる通り、ビットコインとリップルは発行枚数に上限があるので発行し切ってしまったあとは有限な枚数に対する価値が付くことになります。ですので枚数の少ない通貨程高価値になりやすい傾向があると言えます。

一方で、イーサリウムは発行枚数に上限がありません。最近値段が上がっているので皆さんが価値を認めているのでしょうが、一般的には無限に湧き続けている物に対して高い価値は付きません
雨水とか空気に対して価値が付かないようなイメージです。

無価値になるリスク

無価値になる可能性は非常に低いと言えます。

ただし

信頼性の高い銘柄においては、という限定が付きます。

何が言いたいのかと言えば、買った会社が倒産・破産する時に必ずしも赤字ではないことと同じです。つまり、資金調達した後に会社を解体して逃げてしまうことも出来るのです。

こういった詐欺行為を目的としている銘柄をスキャムと称するらしく、怪しいセミナーや勧誘、ギリギリ買えそうな値段設定での売買が行われている等の特徴があるらしく、購入する前にはちゃんと情報を収集しましょう。

仮想通貨の利用方法 / アルトコインの発生を知ろう!

アルトコインの発生経緯

もちろん通常利用している円通貨と同じ価値で利用することもできます。ビットコインが店舗等で利用できるのは街でも見かけますよね。しかし、ビットコインは送金以外の機能はなく同時に課題や弱点があります(あるらしい)のでそれらを解決する物として新しい仮想通貨が開発されてきました。

最初の仮想通貨ビットコインに対して、そこから派生開発された仮想通貨はアルトコインと呼ばれるようになりました。Alternative Coin ⇒ Alt. Coin ⇒ アルトコイン、という流れでしょうね。

ethereum / イーサリウム / ETH

調べて驚きましたが、イーサリウムは暗号通貨の名前ではないそうです。

イーサリアム(英: Ethereum)とは、分散型アプリケーション (DApps) やスマート・コントラクトを構築するためのプラットフォームの名称、及び関連するオープンソース・ソフトウェア・プロジェクトの総称である。イーサリアム・プロジェクト[1]によって開発が進められている。
イーサリアムでは、イーサリアム・ネットワークと呼ばれるP2Pのネットワーク上でスマート・コントラクトの履行履歴をブロックチェーンに記録していく。またイーサリアムは、スマート・コントラクトを記述するチューリング完全なプログラミング言語を持ち、ネットワーク参加者はこのネットワーク上のブロックチェーンに任意のDAppsやスマート・コントラクトを記述しそれを実行することが可能になる。ネットワーク参加者が「Ether」と呼ばれるイーサリアム内部通貨の報酬を目当てに、採掘と呼ばれるブロックチェーンへのスマート・コントラクトの履行結果の記録を行うことで、その正統性を保証していく[2]。このような仕組みにより特定の中央管理組織に依拠せず、P2P全体を実行環境としてプログラムの実行とその結果を共有することが可能になった。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

正直分からない単語だらけですので私なりに分かる言葉に訳すると、
「ある一定の条件になると自動で決められた動作を行うアプリケーションを、誰でも作れる仕組み」をイーサリウムと言い、発生した動作を記録した報酬にもらえるものがイーサ(仮想通貨)

動作を「お金の支払い」とすると、「ある一定条件になると支払いが発生する仕組みをイーサリウム上に作成でき、発生した支払いをブロックチェーンにすることで仮想通貨がもらえる」となります。賭け事なんかをイーサリウム上のアプリケーションでやれば人の手を介さないで公平にできますね。

どうでしょう、伝わったでしょうか。。。自信はありません。

ripple / リップル / XRP

リップル(Ripple)とは、Ripple Labs Inc. によって開発が行われている分散型台帳技術を利用した即時グロス決済システム、 外国為替・送金ネットワークである。コンセンサス・レジャーとXRPと呼ばれるネイティブ通貨を用いるオープンソースのインターネット・プロトコルは、リップル・トランザクション・プロトコル(RTXP)またはリップル・プロトコルと呼ばれる。

仕組みは割愛しますが、ビットコインと比較して圧倒的な短時間で決済ができる送金システムです。

仮想通貨の入手方法を知ろう!

流通している物を購入する

株と同じで既に市場に流通しているものを現金にて購入する方法です。

仮想通貨は証券とは異なり「仮想通貨取引所」という固有の取引所を経由して購入する必要があります。
詳細や取引所の比較等は別記事で行いますので参照してみてください!

マイニングする

個人的には異常事態ですが、簡単に言えば、アメリカのゴールドラッシュみたいに採掘することができるのです。

イーサリウムの説明で少し触れましたが、仮想通貨はそのブロックチェーンを如何にしてタイムリーに且つ継続的に更新していけるかが肝となります。そのため、仕組みの維持に対する報酬がその仕組みを司る仮想通貨となるのです。
つまり、頑張ればタダで仮想通貨が手に入るのです!(ウソです)

何が嘘かと言うと、こういった報酬は競争なのです。
誰が一番最初に新たに発生した取引を処理することができるのか、という1点のみを争うことになります。

そうすると何が必要になるかと言うと、高性能なPCと、それをフル稼働させ続ける電力です。

何十万?何百万?もするPCをゴリゴリに使っている人と、個人所有程度のPCとで戦う。マシンガン持ってる人に水鉄砲で戦いを挑むような物です。電気代とPC代を取り戻すのにいったい何円掛かるのでしょうか。。。

それでも一時期マイニングは流行りました。確かに昔は業者のような大規模マイナーはあまり存在しなかったので事実として稼げたのかも知れません。ですが、それだけで儲かる状況が続くわけはありません。
この後のマイニングブームに乗っかって辛い思いをした人が出た原因は、相手が見えないことだと思います。人間、嫌な情報が見えないと希望的観測を妄信してしまうのですね。。。

今回はここまで!

なんとなくでも仮想通貨がどのような物か分かったでしょうか。
これまでには無かった仕組みを価値に変えていく、新たな通貨が発生している現状はとても面白い事態だと思います。

選び方、買い方は勿論人それぞれ、値段が上がりそうな物を買うもよし、将来性のある技術の流通の一助となるもよし!